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第37話 人質の救出 ~フォルトナサイド~

작가: 光命
last update 최신 업데이트: 2025-04-13 08:23:52

アグリたちに先んじて砦まで来てみたけど……

状況は母さんたちがある程度調べていてくれるしー

まずはその時と変わってないかの確認かなー

たしかこのあたりにあいつらも知らない隠し通路が……

あーっ、あったあったー

これで中には簡単に忍び込めるんだよなー

ただ問題はここからなんだよなー

人質がいるのが地下の牢屋でー

この隠し通路まで見つからずにどうやって連れて行けるか……

もう少し調べてみないとなー

辺りを見回してサササッと物影に行き様子を伺ってみる。

この辺りは誰もいないみたいだねー。

もう少し先へ行ってみよー

注意を払いながら先へ進んでみる。

前から誰か来たー

さっと飛び上がって、天井へ身を隠す。

「しかし、クロウ様も人使い荒いよな!

 何日も何日もここで人質のお守りだもんな。

 しかも外へ出るなだし」

「そうだな。

 俺もそろそろ限界だ」

「クロウ様も今はここにいないし……

 ちょっとだけなら外へ行ってもかまわないよな」

「俺も行くぞ。

 退屈でかなわん。

 ここの見回りが終わったら行こうぜ」

クロウの手下も大変そうだな―

ここの周りは何もないし、確かに退屈だよねー

同情はするけどねー

ただバカな手下でよかったよー

こいつらが外へ出たところで、人質を連れ出せそー

とりあえずこいつら以外がどこにいるかを把握しよー

クロウの手下の二人が通り過ぎたので、さらに奥へと進んでみた。

奥の部屋や上の階など部屋という部屋を見て回ってみた。

ベッドで寝ている者

椅子に座ってうたた寝している者

他愛のない話をしている者

おおよそ緊張感とはほど遠い状況だった。

たしか母さんたちが調べたときはこんなんじゃなかったんだけどなー

時間も経ってダレてきたのかな?

トップがいないのもあるけどねー

でも、こちらにとっては好都合だしー

これは人質救出、楽勝かもねー

そうなったら、ゾルダに褒めてもらえるかもねー

ちょっといろいろ考えているうちに、手下の二人が外に出て行ったようだ。

さてと……人質を救出しに行こー

案の定、地下の通路から牢屋まで誰もいなかった。

これはすんなりと行きそうかなー

そして牢屋の前に来ると人質の1人が話しかけてきた。

「あなたはいったい……」

「しーっ!

 まぁ、正義のヒーローってことにしておいてー

 ここから助け出してあげるよー」

牢の鍵も大したことがなかった。

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    「あんちゃん、覚悟は出来たか? オレは最初から全力だぜ!」開始早々、ガリックは斧を振り上げて、俺を攻撃してきた。「覚悟を決めないと……」勝てるかどうかはわからないけど、やるだけやってみよう。俺は自分に言い聞かせるように言うと、素早く剣を構えた。でもなかなか斧が振り下ろされてこない。「ん?」なんでこんなに遅いんだ?ガリックの攻撃がすごく遅く感じる。余裕でかわすことが出来た。「???」ガリックもなんか驚いているみたいだが、俺も驚いている。なんでこんなに相手の動きが見えるようになっているのか……セバスチャンとの訓練でもほとんど攻撃は見えていなかった。マリーとの模擬戦もかわすのがやっとという感じだったし……少しでもタイミングが遅くなるとすぐに当てられた。「あんちゃん…… よくオレの攻撃をかわせたな。 まぁ、たまたまだろうけどな。 次はこうはいかんぞ」ガリックは矢継ぎ早に斧を振り回す。でも……遅い。凄く遅い。なんだこの感じ。次々にかわす俺。そんな俺を見て歓声が沸く。あれ?それほど沸くことをしているのか?ガリックは俺に交わされて、さらにムキになってなって斧を力いっぱい振り回してきた。それも余裕でかわした。「ゼェ、ゼェ、ゼェ、ゼェ……」ガリックは息切れを起こしている。「あん……ちゃん…… 避け……てばか……りいて……全然……攻撃……しないのか…… 俺が……そん……なに……怖い……のか?」疲れ切っていても強気な姿勢は変わっていないようだ。でもなんでこんなに簡単にかわせるんだ。もしかして……訓練の成果?セバスチャンの訓練ってもしかして凄かった?これならこっちの攻撃も当たるかも。「なら、こっちから行くぞ」剣を構え直し、ガリックに詰め寄り、剣を薙ぎ払う。――ブンそれに対してガリックは無防備のままだった。「ウギャーーーー」得も言われぬ声でガリックは吹っ飛んでいって、壁に激突した。一瞬静まり帰った闘技場――次の瞬間、大歓声に包まれた。「ガリックは戦闘不能。 勝者は勇者アグリ!」審判がそう告げると、さらに歓声が広がった。「俺、勝ったんだ……」拳を握りしめ、ガッツポーズをした。その姿を見た観客たちは、大きな声で声援を送ってくれた。しばらく歓声を浴びていたが、ふと我に返る。歓声の大きさ

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